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8月1日「音楽的/絵画的」

こんばんは。

先日、竹田という男から夜中に電話がかかってきました。
奴は僕の映画全てにいくつかのポジションの助手として携わってくれていたのですが、今年度から就職して讀賣新聞社勤務になったエリート君です。
僕の映画を奴なりに(記者として?)解析してくれるので、そういう角度からも貴重な友人です。

家が近所だったということもあり、大阪にいた頃はよく箕面の映画館のレイトショーへ行っておりました。

この日はちょうど仕事を終えた奴がテンション高めで話してきて面白かったです。

「最近色んな友人と映画に行くんですけど、面白いですね。映画とか作ってない普通の人なんですけど、人によって二つのパターンにわかれるんです。観た後に物語について語る人とあのシーンが良かったって話をする人なんですけど。つまり、《音楽的》な見方と《絵画的》見方にわかれるんです。音楽って元々決められた数の音をどう組み合わせるかって凄いロジカルな芸術なんですね。逆に絵画的っていうのはある瞬間の印象をって意味です」

面白いです。

「大江さんって絵画的な性格だから、大江さんの映画って音楽があんまりないんじゃないですか(笑)」

ははは。
なんかおもろい。

では。
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2012-07-31 : 大江日記 : コメント : 0 : トラックバック : 0 :

7月30日「リップスティックについて」

こんばんは。

ここ数日、移動の電車ではYouTubeで『リップスティック』という99年の名作連ドラをみております。
というのもDVD化されておらず、レンタルもないというフジテレビが抹消したんちゃうかと疑いたくなる名作。ファンも多い。
ほんまはDVDを買いたいんやけど…。

確かに内容はかなりやばい。18歳の広末涼子も若き窪塚洋介も脱ぎまくっちゃうし(もちろん大事な部分は映りません)、ジメジメした暴力描写のオンパレード。常軌を逸した想像力と芸術についての物語。これを月9でやったのは今考えれば異常ですな。
しかし、演出や俳優の強度は半端ない。脚本も野島伸司全盛期ピーク中のピークの頃のもの。
18歳の僕は毎週これを観た後、しばらく放心して何もできない状態になりました。

内容は鑑別所内での女の子達(広末涼子含む)の青春友情群像劇。それを軸に主人公の三上博史と広末涼子の常軌を逸した愛についてのストーリー。
鑑別所という閉鎖空間であることを逆手に取って、ドンドン想像力をキーワードに広い場所へ飛ぼうとするのがやばい。想像力についてのドラマです。

是非YouTubeで観て欲しいです。
そして誰か僕と語り合いましょう(笑)

では。
2012-07-31 : 大江日記 : コメント : 0 : トラックバック : 0 :

7月28日「リップスティック」

こんばんは。

皆さん、『リップスティック』というドラマを一度観てみて下さい。
僕が人生で一番感動したドラマです。
感動って泣いたり笑ったりすることじゃなくて放心することなんや、と気付かされた作品です。

何故か大人の事情で再放送もDVD化もされないという、フジテレビが封印した月9ドラマです。99年4月から放送されました。

それがYouTubeで全編アップされているんです!
必見です!!
『リップスティック01-1』で検索して下さい。騙されたと思って一話だけ観てみて下さい!
絶対後悔させません!

では。
2012-07-29 : 大江日記 : コメント : 0 : トラックバック : 0 :

7月27日「まさにばつが悪い」

こんばんは。

「大江さんって映画監督なんですよね」と急に言われる。就活の話で盛り上がっていたはずが、思わぬところから僕への攻撃。ニコニコして話には加わらなかったはずやのに…。
映画と全く関係のない知り合い、十歳は離れている明治大学の青年に言われた。ネットで検索したら顔写真とかバンって出て来たらしい。凄いッスね、って。顔を出すことは利点が多いと割り切ってやっているが、なんだかなあ、である。

「二人組でやられてるんですよね」
結構調べてやがるな、あなた…。今はピンであることを言うと話が長引きそうなので、まあ、と答える。

隣の青山学院大の女の子は「大江さんの映画は面白いからもっと世に出るべきって書いてるレビュー読みましたよ」と彼女も調べている様。

頭を掻くことしかできない自分がいました。

《映画》って言葉はきっとお化粧されて彼らに届くんでしょうね。僕らはスッピンの顔しか見たことないからこういう時、まさにタイトルの状況です。
「いやいや、化粧取ると大変なことになるよ」なんて言いたい気持ちもありますが、早く話が途切れるようにと。

「なんで映画の道に行こうと思ったんですか?」
「…巡り合わせ」
「かっけー(おそらくカッコいいという意味)」

いやいや、ちゃんと就活に勝つための傾向と対策立てて、照準絞ったあなたが本当にカッコいい。

なんだかなあ、な夜でした。

では。
2012-07-28 : 大江日記 : コメント : 0 : トラックバック : 0 :

7月25日「最近良く言われること」

こんばんは。

最近良く言われること、その1。
「ずっと大阪にいらしたんですか?」

…わかりにくいですかね。
つまり、あんまりガッツリな大阪弁ではないですよねってことです。
大阪人はやたら大阪愛を言葉に込めて来るイメージがあるそうで(笑)
まあ、ねえ。もうそんな自己主張する年齢ではおまへんがな。

芝居始めてから俳優として作品に関わることが多々あり、方言では遠回りになっちゃう台詞って結構あって、それもあって少しずつこうなりました。
上手く書けませんが、サクッと一言で言えるはずの言葉にインパクトが薄くなっちゃったり。

語尾の表現が台詞って結構肝心で、その語尾の強さで意味の強度が変わっちゃうんです。だから、という。
すると大阪弁に戻らなくなっちゃいました(笑)
元々音痴ということもあり…。

あと演出でも語尾って大事で、俳優との対話では柔らかい語尾を心掛けていたり。大阪弁じゃ威圧的だと勘違いされることもあったので。ケンカ腰に見えたり。

まあ、標準語は便利ですわ(笑)
自分自身も冷静になれますしね。標準語は言葉を話しているというより、言葉を使っているという感覚です。

なので、です。

では。
2012-07-26 : 大江日記 : コメント : 0 : トラックバック : 0 :

7月24日「イチロー、ヤンキース」

こんばんは。

やばいですね、イチロー。
ヤンキースに電撃移籍、会見の二時間後にはヤンキースのメンバーとして「八番ライト」でスタメン出場して、ヒットと盗塁決めるという。
アメリカのそういうところ、ビビります。

背番号はなんと「31」。
31って!
掛布と被ってるやん、やめて!

イチローの背番号51はもう有名ですが、31は少し「薄い」と思います。背番号占いを得意とする僕からしたら、このまま引退しそうな数字でして…。

確かにイチローが背負う番号、51の他に探すなら31ってのもありやと思います。でもインパクトがなあ。
ヤンキースのユニフォームの3の字体がまた少し弱いんですよ。うーん。

でも今後のイチローに期待です。
来年からまた51つけろ!

では。
2012-07-25 : 大江日記 : コメント : 0 : トラックバック : 0 :

7月23日「独立映画鍋」

こんばんは。

深田晃司監督のお誘いで独立映画鍋というNPO法人のキックオフイベントに参加しました。
今の映画に危機感を持った方々がこんなにもいるのか、という賑わい。刺激的でした。

今日は『適切な距離』脚本家の菊池開人と撮影監督の三浦大輔も一緒に来てくれて、それがより刺激的でした。

しかし、プレゼンとはなんと難しいものか…。『適切な距離』を宣伝しようとしたのですが、なんか大きな声でタイトルを連呼するだけという(笑)
とりあえずタイトルを覚えてもらえたらなあとか思っていましたが、恥かしいですわ。

何人かお知り合いがいらっしゃり、声をかけて頂くことが凄く嬉しかったです。

では。
2012-07-23 : 大江日記 : コメント : 0 : トラックバック : 0 :

7月22日「親知らず」

こんばんは。

先日、20年ぶりに歯医者へ行きました。
歯が痛い、とかではないのですが、どうも親知らずが虫歯っぽいよと言われ。
なんせ20年行っていないので、検診も兼ねて行こうかと。
身体は最悪に弱いのですが、何故か歯だけは昔から健康なはずでした。

行くといきなり歯医者の先生に一秒で「親知らずを抜きましょう」と言われ、「え」と。
そんな簡単にサクッと決めちゃえるもんなんや、歯を抜くって。それに驚きました。

そして五分後にはもう抜かれていました…。
ほんま一瞬でした。僕の親知らずは抜きやすかったっていうのもあったようですが。
緊張しましたが…。痛かったらどうしよう、とか考えました。
抜かれた歯はめっちゃ汚くてわらけました。

今はなんかズーンという痛痒い感じがずっと続いています。
あったものがなくなるって基本的に嫌なものですが、逆になくしてみたいという気持ちにすらなってきました。

明日は消毒と歯石取りに行ってきます。
この調子じゃ近々もう一つの親知らずもサクッと抜かれちゃいそうです。

皆さん、歯は大事にして下さい。
歯が悪い人は長生きできないようですよ。

では。
2012-07-22 : 大江日記 : コメント : 0 : トラックバック : 0 :

7月21日「大江日記について」

こんばんは。

ブログって読んで頂いている人がどれだけいらっしゃるのかわかりづらいから不思議ですよね。少しでも自分のことを知って頂ければなあ、とか思ってコツコツやっておりますが、ふと。

知り合いでは何人か頭に浮かぶので、どうしてもその人達のことを想定しながら書いてしまいます。
見えない人に向けて何かを発するってそういう部分が難しいです。

映画も不特定多数の方に発信することなので、その時は《自分がまず最高に楽しめるもの》を軸に想像し得る全ての人がどう感じるかを考えて、できるだけシンプルにまとめてわかりやすく作ります。
(…と言いつつ、「よくわかりませんでした」というアンケートを最も頂きますが)
そうやると描けるものって相当少ないなあという結論に繋がってしまいます。ある意味、映像が画で語るということがモッサリさせてしまうのです。表層的なことしか語れません。まあ、だから自分には合っているのでしょうか。

ブログは文字なので、難しいです。
ですが今後もご愛読して頂ければなあ、良いなあ~、嬉しいなあ~、と思っております。

では。
2012-07-21 : 大江日記 : コメント : 0 : トラックバック : 0 :

7月20日「日付という字幕」

こんばんは。

『適切な距離』は主人公・雄司の日記の再現です。一日単位で日付がブラックの画面に登場します。
製作中、色んな人に「これは映画的表現ではない」と言われましたが、僕はこれこそ映画的だろうと思っていました。

今日、ふとサイレント映画を思い出しました。サイレント映画って映像が続いた後に「こんにちは」とか字幕で喋ったであろう台詞が出てきます。
他にも、ある映画では何カットか主人公が何かをしているシーンが写って「彼はこういう人だった」と字幕が入ります。そして次は母親のシーンが来て「母はこういう人だった」と続く。ぶつ切りでありますが、文字も映像の一部に僕は思えます。そしてゴダールが言っていましたが、サイレント時代は文学と映画は仲が良かったって。
音がないという制約があることで逆に文学と仲良くなるというのは興味深いですよね。

サイレント時代ってぶつ切りのイメージの連続が映画なんだって露骨だった気がします。それが観客に対してドンドン親切になって今の滑らかな映像の連続に進化してきた訳です。
これって四コマ漫画と少年ジャンプの違いに似ています。
親切で滑らかでダイナミックなジャンプ漫画と、カクカクしていますが余白を意識させる面白さを四コマは表現している。
僕は『適切な距離』でできればこの四コマ漫画的な余白を楽しむ想像力を活かしつつ、ジャンプ的な親切さで映画を作りたかったんでしょうね。

僕は創作する映像をイメージする時、切れ味の良い刃で野菜を素早く切る感覚を思い出します。切った野菜の断面が綺麗になっているのが好きです。
映像も同じです。

鮮やかな断面になっていると、観客はその断面にあったであろう時間の経過を意識せざるを得ないからです。
だから僕はカットを割る時、絶対にフェードアウトとフェードインを使いません。必ずカットインとカットアウトで繋いだ映像の蓄積で勝負します。

意識がないはずの時間に向くというのは凄く面白いですよね。
描かれなかった《空白の時間》を想像してしまう映像を作りたいです。

昨年撮った『かくれんぼ』という短編映画はその《空白の時間》を映画にしたようなものでした。24時間という時間をあえて37分でまとめました。発想としては逆説的ですが、ワンカット映像で。それによりかくれんぼしている《空白の時間》を楽しんで頂きたいなあとか思ったり。

まあ、とにかく、僕は四次元的に映画を作りたい訳です(笑)

では。
2012-07-20 : 大江日記 : コメント : 0 : トラックバック : 0 :

7月19日「ユニフォーム」

こんばんは。

今更ですが、実はユーロ2012を地味に楽しんでおりました。あ、サッカーです。
決勝のスペイン×イタリアは大学の同期の家へ集まって楽しみました。みんな結婚が決まり、年齢的にも精神的にも肝が据わって行く友人達を見ていて不思議な気分になりました。

イタリア応援していたんですけど、負けちゃいましたね。伝統的なスタイルを弄って攻撃的なのもなんか好きでした。

さて、僕は背番号を一度見たら覚えるという特技があるのですが、その背番号が記されたユニフォームの背中の数字を見るのがとても好きです。
数字のフォントと言いますか、それが気になって仕方ありません。イタリアのユーロのユニフォームはちょっと好きになれませんでした。
僕がイタリアのユニフォームで一番好きなのは何年か前のもので、金色の文字だった時なんです。そのアウェーユニフォームが大好きで、白の服に金の細い文字という「めっちゃ見にくいやん」と突っ込みたくなるイタリアのセンスには驚きました。またこの色の組み合わせでのユニフォームをイタリアには是非着て頂きたいです。

ちなみにユーロで一番好きだったユニフォームはフランス代表でした。あの青の服は良いです。一言で青と言ってもわかりにくいのですが、なかなか使わない少しくすんだ青です。藍色っぽくて。それに薄っすら似ている別の青とのストライプ。黄土色の文字も良かったです。

なんのこっちゃ、ですね。
でも共感してくれる人が少しでもいたら嬉しいです(笑)

では。
2012-07-20 : 大江日記 : コメント : 0 : トラックバック : 0 :

7月18日「成長」

こんばんは。

映画や舞台をやっていると時々《成長》なんて言葉を発する人がいます。

「あいつはもうちょっと経験して成長したらいい役者になるな」
「この現場で成長して頂ければ」
「成長してほしいからあえてやらしてるんや」

なんてことを言う人です。
僕はこの言葉が大嫌いです。僕は使うのも僕に使われるのも大嫌いなんです。それっぽい態度で振舞われるのもです。
そんな時、僕はただ無視します。そして期待を裏切ることしか考えません。自分がやりたくないことは「ごめん、すぐやります。申し訳ありません」と言ってやりません(笑)

監督と俳優やスタッフでそういう《先輩後輩ゴッコ》することに気持ち悪さを感じてしまいます。何かを《教える》と言いますか、これに僕はほんまに興味がないんです。人に何かを教えることなんてできないと思っていますので、教育ゴッコもしません。
僕抜きでやる分にはなんの関与もする気はないので、お気になさらずに。その人達を軽蔑する気もありません。ただ僕は乗らないので、という。

むしろ成長できる事柄に興味がないんでしょう。バイトで仕事を覚えるような、頑張ればできるようになることより、生まれた時からそれぞれにしかできないことが好きです。
そこに触れたくて仕方ありません。すごいなー、って思いたいです。
それをお互い見せ合うことがコミュニケーションじゃないかなあ、とか考えちゃいました。

ぷり。
2012-07-18 : 大江日記 : コメント : 0 : トラックバック : 0 :

7月17日「角田映画」

こんばんは。

今夜は近畿大学芸術学科演劇芸能専攻後輩の角田行平が監督した『うどんとカメラがポニーテール』というふざけたタイトルの映画について。

Twitterでも書きましたが、僕は出演予定やったんです(笑)
スケジュールが合わなくて(ちょうど『適切な距離』のCO2東京上映でバタバタしていたんです…)、泣く泣く諦めたんです。そしたらば、役名が大江っていうキャラクターがいて驚きました。なんかちょいちょい出てくる奴で、サンプルを観た時に気が散って仕方ありませんでしたよ。

物語はある日買ってきたSONYのビデオカメラが可愛い女の子に変わってしまうという摩訶不思議なもの。そこからそのカメラを使って映画を撮る映画部の話です。
恋愛あり、しょうもないネタありのコメディです。

この映画のキモはライトノベルちっくな世界観と二次創作的(流行りの言葉で言えばn次創作的)でパロディというかもうごった煮になった《ベタ》な物語の猥雑さでしょうか。

ニコ動の面白動画を楽しむ感性がこの映画を最大限に楽しむには必要でしょうかね。

何だか新しい感性というものはこんなところからヒョッコリ出てくる気がしてならないんです、僕は。
宜しければ観てやって下さい。京都と大阪は上映が決まったみたいですので。

では。
2012-07-17 : 大江日記 : コメント : 0 : トラックバック : 0 :

7月16日「映画俳優」

こんばんは。

先週の話ですが、秋頃撮影予定の僕の新作オーディションの続きをしたのですが、その後、ミスドで来られていた俳優達と舞台と映画の俳優の違いについて話しました。

極論ですが、舞台は演技のことに集中することを求められるのに対して、映画は演技よりもスタッフや他のキャストがやりやすい場を俳優自身が作ることが必要なんやなあと僕は感じています。舞台と違って映画は色々なポジションの人が同時に動きます。その他とのバランスを考えるということも一つ大事なのではないだろうか、と撮りながら思うようになりました。
まあ、監督としてはそれを俳優がしてくれたら楽、いや助かるなあと(笑)

もちろん、舞台もそれが必要です。
でも舞台は稽古期間が存在して、この間は演出と俳優が主導のはずです。純度の高い芝居創作現場です。これがキモやなあと。

あと映画は「ただの労働」として現場に来る人が多く、尚且つ拘束時間が長いというのもあります。彼らはクリエイティブなことを現場では全く出来ないです。その割に彼らの現場での比重は高いです。
つまり、彼らにどう刺激的な体験をしてもらえるかは映画の現場では重要やと僕は思うんです。だから彼らの顔色は気になります。
だから俳優にも手伝って皆を先導してもらいたいなあ…、とか我儘を言ってしまう訳です、未熟な僕は。

なんて。

逆を言えば、映画俳優は演技が出来て当然で、それ以上の視野を求められるとも感じています。じゃなきゃずっこけます。

そんなことを話していました。

では。
2012-07-17 : 大江日記 : コメント : 0 : トラックバック : 0 :

7月14日「とんだキューピット」

こんばんは。



この写真はキューピットが柱の影から誰に弓矢を射ろうかと伺っている様子です。とあるお店の店頭にいるのですが、SALE中だとこんなことになってしまいます。

何がSALEなのか。
恋のSALE?
矢をとりあえず射りまくりまっせ、という印なのか。ちょっと考えてしまいます。

まあ、たまにはこんな日記も良いでしょ。

では。
2012-07-14 : 大江日記 : コメント : 0 : トラックバック : 0 :

7月13日「今泉力也ワークショップ」

こんばんは。

今日は今泉力也監督のワークショップへ見学しに行きました。
彼とは同じ松坂世代、つまり同い年で、ドイツの映画祭で初めてちゃんと話して以来そんなに会ったりしていないはずなのに、凄い近い友人みたいに親近感がわくのです。

俳優が生き生きしている姿が印象的なワークショップでした。
初日なのでそんなに深い部分までは知ることが出来ませんでしたが、優秀な演出家であることははっきりとわかりました。

俳優へのアプローチが的確で、今泉さん自身が感じたことを表現するのが上手だなあと。
優秀な表現者は「感じる→表現する」の流れが非常にスムーズで見ているだけで刺激的でした。

あと、人間としても現場でちゃんとスタッフを慮る方なんやなあと。もちろん真面目くさった意味ではなく、ふざけたり怠けたり馬鹿やったりしながらもっていう。

またじっくりと話を聞きたいと思える人でした。

では。
2012-07-13 : 大江日記 : コメント : 0 : トラックバック : 0 :

7月12日「500円貯金」

こんばんは。

昨日内村遥と飯を食った話を書きましたが、書き忘れたことを。

500円貯金をして、映画を撮ろうということになりました。
「500円貯金の何がいいって、貯金箱にお金を入れる瞬間、絶対に映画のことを考えるってことなんです。念、想いが込められるっていう。そういうのが大事だと思います」
と、ウッチームッラーが言いました。

まさしくそうやなあと。
何かのことをずっと考えるって絶対に大切やと僕も思います。
そんな気持ちの塊が作品に繋がるはずなんです。

とりあえず『適切な距離』カルテット(監督・大江崇允、脚本・菊池開人、撮影監督・三浦大輔、主演・内村遥)が挑む新作映画『鯨の骨』はそんな500円貯金を四人が始めるという地味な場所からスタートすることにします(笑)
仲間募集中~。

では。
2012-07-13 : 大江日記 : コメント : 0 : トラックバック : 0 :

7月11日「内村遥という俳優」

こんばんは。

『適切な距離』主演の内村遥と飯に行きました。今の日本映画は世界に舐められている、世界に負けたくない。なーんて青臭い話をしたりしました。

昨年のCO2の授賞式でグランプリをもらった時の「やったー!」みたいな観客席の大江組の歓声が凄かったよなって昔話をしました。
するとウッチームッラーが審査員の黒沢清監督と話した時に「映画はもちろん良かったけど、あの時の客席の歓声を聞いてこの映画はグランプリに相応しいと思った。チームの想いが伝わった。やっぱりそういう映画が選ばれるもんなんだなあ」みたいなことを言われたって。
嬉しいがな。皆が喜んでくれることにほんま感謝。

これからもそういう映画作りに励みたいものです。

では。
2012-07-12 : 大江日記 : コメント : 0 : トラックバック : 0 :

7月10日「日記」

こんばんは。

http://t.co/iqvk7Ppr

このアドレスは『適切な距離』の断片予告なのですが、日記を書いているシーンの抜粋ですな。

「全編主人公の日記の再現です」って言い張っていながら主人公が日記を書くシーンは頭とケツの二シーンだけなんです。
まあ、日記を書くシーンなんて面白くない訳で、こんなものは本当は入れたくないんです。なので、極力カットして、入れるとしても複数の効果が得られる箇所のみに絞りました。なかなか上手く脚本は書けたんじゃないかと思います(笑)

映画の脚本を書く能力って物語を作る才能とも小説を創作することとも違っていて、画面全てを使って一つでも多くの情報を入れること、また入れないことで効果を発揮する流れを組み立てることのように思います。
だからってゴチャゴチャしたらお終いで、あくまでシンプルな観客のリズムに寄りそいつつも少し先を行く程度がベストじゃないでしょうか。

そんなことを考えながら90分という時間をどう組み立てて行くのか、これが脚本だなあと。

『適切な距離』は真面目に向き合うと4時間ぐらいになりそうなストーリーでした(笑)
それを映画の尺におさめられたのは良かったです。

ワンカットも妥協せず構成しました。
だから無造作に切り取っただけでも予告として成立しているんやなあ、とか優秀すぎるスタッフに感謝です。

では。
2012-07-10 : 大江日記 : コメント : 0 : トラックバック : 0 :

7月9日「ドキュメントカット」

こんばんは。

昨日の続きなのですが、どうも僕はドキュメントカット(←自称)がフィクションの中に飲み込まれて機能することに喜びを感じるようです。
最近書いている新作脚本でも街中に突如変な奴らが現れるのをゲリラで撮影したいとか思ったり、それをフィクションとして機能させるのが楽しいんです。

『かくれんぼ』という短編でも僕がカチンコを切るところから始まりますし。
曖昧なラインをカメラっていつもおさめていると思うのです。
フィクションと言えどそこで人が何かをしているのを撮る訳ですから、100%の嘘ではないですし。

『適切な距離』は芝居のレッスンを撮りました。
嘘を上手に使って見ている人を巻き込もうと努めている姿は何だかドロッとしたリアルな人の姿に見えます。これをただ撮影しました。
面白いです。

そうすることで予定調和の脚本をぶらすことができますし、演出も選択肢を獲得します。
これをもっと大きな力で囲んでドボンと観客に落とすことが映画なのかなあと。
自分でもこんなんになるんかっ(笑)
って楽しみたいですし。

自分の脳みそを超えていくのは快感です。そうすることでしか次の一歩は見えて来ないと思いますし。

では。
2012-07-10 : 大江日記 : コメント : 0 : トラックバック : 0 :

7月8日「笑いの階段」

こんばんは。

今日、『適切な距離』の断片予告第6弾がアップされました。

http://www.youtube.com/watch?v=_btcQj1PzIk&feature=youtu.be

ワンカットを切り取って、本編映像の断片を予告としてYou Tubeで流して行こう、という撮影監督の三浦大輔案で15秒~40秒ぐらいの映像を作っています。その第6弾を今日アップしてくれました。

この映像、よくわからないでしょうか(笑)
何を感じられましたでしょうか?
それがこのシーンの全てです。前後が断絶されていても何かを感じてしまうカットだと自分では思っています。

僕が大学時代に学んだルコックシステムという演技システムのレッスンの一つです。

映画『適切な距離』は大学の演劇学科に通う大学生の物語です。ですので、僕はどうしてもルコックのレッスンを映像として取り込みたかったんです。
そして母校の近畿大学へ行き、盛加代子先生の授業に潜り込み、その日たまたま一回生がしていた「笑いの階段」をいうレッスンを映画に取り入れました。

「笑いの階段」は横にいる人から笑い(感情)を受け取って伝達していくというレッスンです。そして端の人は笑いのレベルを一段階上げて横の人に戻す。それを重ねることで笑いがドンドン大きくなって行くという。「ははははは」って。
笑いが大きくなりすぎて行くと、それは笑いではなく苦しいようにすら見えて来て、最後は苦しさを超えて死ぬ、というレッスンです。
演技のアンサンブルの稽古にもなりますし、笑うお芝居って結構難易度が高いのでそのレッスンにもなりますし、感情を上げて行くという基本的な演技教育の一環、だったような気がします。

僕が久々にこのレッスンを見て思ったことは、笑っている人を見ていると自分もわらけてくるということでした。
たとえ演技だったとしても「笑う」という行為には人を幸福な気持ちにする力があるだなあと思いました。
それが嘘か真かを超える瞬間を感じることができて、こりゃカメラにおさめてみたいなと。

本編において前後のシーン(シークエンス)を見ても、ここにこれをはめ込むということは必然だとも思いました。
なので、「これはっ!」と。
現場でもこれに対して面白いシーンだと感じてくれるスタッフがたくさんいて嬉しかったのを覚えています。

『適切な距離』はこれを含め、全部で三つのドキュメンタリーカットがあります。
つまり、どんなことが起ころうとこれを「OKカットとする!」と決め込んでスタートを言ったシーンです。
NGが存在しない、必ずそのまま本編で使用するシーン。
ここで行われているのは「演技のレッスンをしているというノンフィクション」です。

明日はこの「フィクションの中におけるドキュメントカット」について僕の想いを書きます。

では。
2012-07-08 : 大江日記 : コメント : 0 : トラックバック : 0 :

7月7日「七夕」

こんばんは。

今日は七夕ですね。イベントのようで僕にはあまり思い出がないのですが。

そう言えば東京に来てからパッタリと阪神タイガースの試合を観なくなりました。なんか負けまくっている気がして怖くて見られないのですが…。
僕は若手選手の五年後を妄想してテンションが上がるのですが、ピッチャーでは秋山(背番号27)とか応援してるのに全然出て来ないので残念です。
期待をさせてくれるって大事ですよね。

今日は新作映画のオーディションでした。期待をしたくなる俳優たちを観ていると、こちらはワクワクして来ました。

では。
2012-07-07 : 大江日記 : コメント : 0 : トラックバック : 0 :
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プロフィール

tekisetsu

Author:tekisetsu
映画『適切な距離』

2012年9月1日(土)~14日(金)連日21:00~新宿K's cinemaにて公開が決定した大江崇允監督最新映画『適切な距離』公式blog。第7回CO2にてシネアスト大阪市長賞(グランプリ)。主演の内村遥が男優賞受賞。断絶した親子関係。生まれなかった弟と母の幸せな生活。久々のコミュニケーションは、母の嘘の日記だった。

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