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3月19日「ほんま独り言ですのでお気を悪くしないで下さい…」

こんばんは。

今月15日にASKAのカバーした懐かしの名曲『木綿のハンカチーフ』がiTunesで発売されました。
それを聞いていて一昔前の歌謡曲を今歌うことについて考えてしまいます。

フォークソングって男が女性の主人公になって女言葉で詞を歌いますよね。あれってなんか凄いですよね。
『神田川』とかもそうですが、「ただ~♪あなたの~優しさが~♪こわかった~♪」っておっさんが歌う訳ですからね。
まあ、今更ですか。

そうすることで妙に広がりが伴うというね。
これは女性が歌うと私小説的になってしまいますが、男が心をこめて歌うと心地良い距離感になって心に響くという不思議な現象です。
僕には『神田川』の女は色白で綺麗な方なのかな、とか歌ってるおっさんの顔を見ながら想像してしまいます。
映っているのはおっさんなのに、です。
これは歌詞の物語化だと思います。
誰かのことを語り手に徹して語ることで誰かの物語を聞いている感覚にさせてくれる。
(他のやり方も当然ありますが、とりあえず置いておいて下さい)

この聞き手と歌い手の間にできる心地良い関係って映画でも可能ですよね。
例えばカメラの位置を絶妙な位置に置くと同じ現象になります。が、脚本が私小説だとどうもそこに対する意識が観客にはこびりつくようでして難しいです。

今新しいショートの企画(複数話ものネットムービー)を考えていて、この発信側と受け取り側との微妙な位置取りに苦戦しています。
あまりに露骨で痛々しいモチーフを扱うことになりそうで、そのためには勘違いが生じないように配慮することが絶対条件で、でもそれをどうすれば良いのだろうかと。

日本で今何かを作るということはきっと避けられないであろうこともわかった上で…。

僕はいつも世界に拮抗しなくてはならない、僕らの生きるこの世界を表現しなくてはならない、と自分に言い聞かせてきました。
遠い未来の人が観ても楽しんで頂けるものは、と考えて、大きなものを閉じ込めなくては、と。

そこで僕の監督した映画をある段階に分けてみました。

1、『美しい術』
個人的な問題から世界とリンクさせたい映画。
2、『適切な距離』
人と人が出会って、自分と他人、その二つの関係から広いところをリンクさせたい映画。

なのかなあと。

1、個人の問題
2、(距離という)他者との問題

と、なります。個人、他人、その次の広がりは、と考えました。

n、??
(次の映画の位置です)

ってな映画にしたい訳です。群像劇とは違います。
人が増えて行くということじゃなくて、あくまで「位置」についてです。
カメラ、というか語り手の位置です。というか僕の位置です。
群像劇も2も同じです。どんなに数が増えようと自分←→他人という関係は変わりません。

悩んでいたのですが、ふと二次元が平面、三次元が空間、四次元が時間、ということを思い出しました。
「ガンダムAGE」と「仮面ライダーキバ」の影響も大きいかもしれません(笑)

1「個人について」(平面)
2「距離について」(空間)
n「時間について」

歴史という位置にカメラを置けないものか。
その瞬間、異常な広がりを感じてしまいました。

で、これが自分の次の目標になりました。

だからってこれはあくまで位置取りな訳で、ここからどこへゴールを設けるかはこれから考えます…。

なんか変な報告ですいません。
では。
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2012-03-19 : 大江日記 : コメント : 0 : トラックバック : 0 :
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プロフィール

tekisetsu

Author:tekisetsu
映画『適切な距離』

2012年9月1日(土)~14日(金)連日21:00~新宿K's cinemaにて公開が決定した大江崇允監督最新映画『適切な距離』公式blog。第7回CO2にてシネアスト大阪市長賞(グランプリ)。主演の内村遥が男優賞受賞。断絶した親子関係。生まれなかった弟と母の幸せな生活。久々のコミュニケーションは、母の嘘の日記だった。

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