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3月21日「旧友」

こんばんは。

今日は大学時分からの付き合いで、一緒に劇団をしていた小嶋一郎と会いました。
舞台演出家です。

年間に何回か会うんですが、いつ会ってもお互い変わらないなあと思える仲ではないか。
話し方も何から何まで変わらないからなんかおかしいです。

お互いの今の状況を話したり。
彼は演劇、僕は映画、と別のフィールドになったのですが、話すと刺激が絶えません。
小嶋のちょっと理系的な発想がある部分も好きなんでしょうね。
落ち着く、というか。

あと、自分と似ているなあと。考える方向とか、思考の順番とか。
彼は昨年末、『250km圏内』という舞台を演出しました。「東京に住んでる自分も生活が変わってしまった」という現実を東京に住む人達に向かって言いたかったと。
僕が面白かったのは「『圏内』っていうのは時間の単位なんだ」という言葉です。


――小嶋一郎のブログより引用――

今まで経験したことのない出来事に遭遇した時に、どう対処したら良いのか分からなくなることがある。
それどころかその出来事をどう認識すればいいのかさえ分からなくなる場合もある。
そうしたときに、出来事へ対処できるようになるまでの時間・状態とは一体なんなのだろうか。
未だ名付けられていない時間・状態がそこにはある気がする。
そのような時間・状態のことを「圏内」と名付けたい。


『250km』って距離の単位ですが、これに時間の単位『圏内』(あくまで小嶋曰くの仮定単位)とを掛け合わすことで『250km』がなんとなく距離という時間のことを言っているように聞こえることが僕が面白いと感じることなんです。
内容とかでなく、この本当はくっつかないはずの二つをくっつける想像力がものを作る人間の思考だと思います。
なんかやっぱりな~と。

僕がどうしてこんなにもこの繋がらない二つを繋げる想像力に拘るのかは多分中学時代に聞きふけったCHAGE&ASKAの音楽、ASKA氏の歌詞の影響があるのだと思います。
と、今気付きました(笑)
ある意味難解ともとれる彼の歌詞の比喩の数々に理屈ではなく感覚で対応していた記憶がこの原型になっています。いやあ、とにかく彼の世界は説明されない。もうその世界の傍観者としてしか触れることしかできない。
「あ、振られたんやなあ」ってのはわかるが何故?、とか、いつ?、とかわからない。
だけど共感させられる(笑)
その距離感が大好きでした。

ああ、具体的に書きたいのですが書けません。
聞いて下さい、どんなアルバムでもいいので。


小嶋の話に戻ります。
彼の最終目的を聞くと「人を肯定したい」を言いました。
「演出とは人を肯定する行為なんだ」と。それは俳優に対してもそうだし、それ以上のものでも。

小嶋は最近、長野県松本の俳優たちと小説の一節を舞台化したそうです。
その俳優たちのアンサンブルに感動したと言っていました。俳優の対応力、技術に。
その人達は5年も同じメンバーで芝居を作っていて、だからこその一体感がそこにあったそうな。
集団のあるべき姿とはこういうものだと僕も思います。

今度は小嶋宅でホームパーティをします(笑)
なんか人と人って一定の距離感がある方が僕はうまく付き合えます。面白いですね。


さあさあ、明日はUSTにまた出ます。シネドライブのやつです。
もし宜しければ観てやって下さい。
では。
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2012-03-23 : 大江日記 : コメント : 0 : トラックバック : 0 :
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tekisetsu

Author:tekisetsu
映画『適切な距離』

2012年9月1日(土)~14日(金)連日21:00~新宿K's cinemaにて公開が決定した大江崇允監督最新映画『適切な距離』公式blog。第7回CO2にてシネアスト大阪市長賞(グランプリ)。主演の内村遥が男優賞受賞。断絶した親子関係。生まれなかった弟と母の幸せな生活。久々のコミュニケーションは、母の嘘の日記だった。

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