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撮影監督『三浦大輔』について

映画を撮っているとつくづく己の無能さが浮き 彫りになって、それでもその部分を支えてくれ るスタッフとキャストに感謝します。

今日はその中からおもろい人を紹介します。 その1、ですのでこれからちょいちょい色んな 人との笑い話を書けたらと思います。

うちらの組はどうやら真面目で堅実な現場って 勘違いされることが多いんです。そんなアホな ~、ボケボケのウダウダでっせ~。愉快な動物 園。 その中の一人、三浦っていう撮影監督は実にお もろい。ムラっけ満載、寂しがり屋でデータ消 失の常習犯。「今回は僕は彼女を作りに来まし た~」とか見ていて飽きない。皆に愛される要 素が溢れております。

しかしこいつ、センス抜群で思いやりを重んじ る熱すぎる男なのです。だから必ず一つの現場 で一回は喧嘩します。映画祭の打ち上げでだっ て初対面の人と喧嘩しちゃいます。

そんな彼の仕事は照明を作り、カメラに映った 全てを僕と一緒に見ることです。 『適切な距離』は照明の色も重要になりまし た。主人公雄司の世界とその雄司が覗く母の世 界の二つの世界が存在します。(正確にはどっ ちも雄司の世界なのですが。) その二つを三浦くんは別の色にしたいと言いま した。分かりやすく、ではなくなんとなく、で す。雄司の世界を緑にしたいというのが素晴ら しいと思いました。僕のどこかと繋がった瞬間 でした。衣装の増川譲が雄司の服を何故か緑基 調で揃えて来たのも重なって、緑がキーになる とこの時確信しました。 映画って僕は必ずこういったいくつかの確信に 辿り着きます。それが観客に伝わるかは別なん ですが(笑) それを軸に演出を組み立てます。むしろこの感 触がない段階は不安で落ち着きません。三浦く んはこんな時、必ず僕の回路と繋がってくれる 一人です。

繋がってくれる人が何より必要な人です。多分 誰もそうなんでしょうが、つくづく人に恵まれ たなあと、明日はすっきり晴れないかなあと関 係ないことを一緒に思いながら思う夜です。で は、おやすみなさい。
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2012-02-08 : 創作の過程 : コメント : 0 : トラックバック : 0 :
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プロフィール

tekisetsu

Author:tekisetsu
映画『適切な距離』

2012年9月1日(土)~14日(金)連日21:00~新宿K's cinemaにて公開が決定した大江崇允監督最新映画『適切な距離』公式blog。第7回CO2にてシネアスト大阪市長賞(グランプリ)。主演の内村遥が男優賞受賞。断絶した親子関係。生まれなかった弟と母の幸せな生活。久々のコミュニケーションは、母の嘘の日記だった。

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